今回は、シロアリの中でもなじみが深いイエシロアリとヤマトシロアリを紹介します。
シロアリの種類はどのくらいいるのでしょうか?
シロアリの種類は数が多くて、2,891種が、現在、世界中で記録されています。
でも、このなかの全てのシロアリが、被害を与えている…そう思っている人が意外と多いといえます。
この2,891種のシロアリのうち、「建築物加害種」(いわゆる、建物に被害を与えると言われるシロアリ)は83種と考えられています。
現在、日本にいるシロアリは22種といわれ、そのうち6種が建築物に被害を加える「建築物加害種」です。
その6種類の中にイエシロアリとヤマトシロアリがいます。
イエシロアリは、小笠原諸島や南西諸島などに主に住んでいます。
有翅虫では、体長が7.4〜9.4mmありますが、兵蟻はその半分程の3.8〜6.5mmしかありません。
体の色は、黄褐色から淡褐色。群飛する時期は6〜7月の夕方〜夜です。
新材が大好物な虫です。(シロアリには、珍しい)
また被害を及ぼすのは、湿潤な木材だけではなくて、建物全体の及びます。その被害は激烈だと言われ、加害速度も他のシロアリより速いのが特徴です。
ヤマトシロアリは、日本全土(北海道の北部を除く)に住んでる、かなりポピュラーなシロアリです。
有翅虫の体長は、4.5〜7.5mm。兵蟻は3.5〜6.0mmになります。
体色は、黒褐色、前胸背板は黄色。
羽アリが飛び立つのは4〜5月の昼間です。
湿潤な木材を好み、建物の下の土台などに被害を及ぼします。しかし、他のアリに比べると、加害速度は比較的遅いのがとくちょうです。
それでも、建物の土台から食べて行くシロアリです。このシロアリの巣を見つけたら、なるだけ早めに処理してもらいましょう。

